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2013年12月1日日曜日

循環

循環

大循環と小循環
大循環
(体循環)
左心室
↓
大動脈
↓
全身
↓
大静脈
↓
右心房
小循環
(肺循環)
右心室
↓
肺動脈
↓
肺
↓
肺静脈
↓
左心房

動脈と静脈
動脈
心臓から送り出されてる血管
大動脈
心臓から全身
肺動脈
心臓から肺
静脈
心臓へ戻っていく血管
大静脈
全身から心臓
肺静脈
肺から心臓

動脈血と静脈血
動脈血
酸素がたくさん含まれる血液
大動脈
肺静脈
静脈血
酸素が少ない血液
大静脈
肺動脈

心臓の構造
4つの部屋
右心房
左心房
右心室
左心室

4つの弁
右房室弁(三尖弁)
右心房、右心室間
肺動脈弁(半月弁)
右心室、肺動脈間
左房室弁(僧帽弁)
左心房、左心室間
大動脈弁(半月弁)
左心室、大動脈間
・弁の目的:血液の逆流を防ぐ
・心臓の前面から肺動脈弁、大動脈弁、右・左房室弁の順

心臓壁
(3層構造)
心内膜
心筋
心外膜
・心筋の厚さ:心房<心室、右心室<左心室

特殊心筋
(興奮を伝える筋)

※上から順番に伝わる
洞房結節(キースフラック結節)
右心房
↓

房室結節(田原結節)
右心房
↓

ヒス束
心室中隔
↓

右脚・左脚
心室中隔
↓

プルキンエ繊維
心室壁
固有心筋
(作業筋)
・興奮を受けて収縮する筋
・心筋間の結合:ギャップ結合
・ギャップ結合により心筋全体が同時に収縮

心臓の支配神経
二重神経支配
交感神経
心拍数増加、収縮力増強
アクティブ
副交感神経(迷走神経)
心拍数減少、収縮力減少
リラックス

心筋の性質
自動性
・心筋自ら興奮し収縮する
・興奮の生成:洞房結節(ペースメーカー)
電気的性質
・プラトー(絶対不応期)が長い
伝導性
・心房が収縮してから心室が収縮する
収縮性
全か無かの法則
刺激が一定以上であれば同じ強さで収縮する
不応期
プラトーが続いてる間、心筋細胞は刺激を与えられても収縮しない
階段現象
拍動停止の伸筋に刺激を反復して与えると次第に刺激が大きくなる
スターリングの法則
静脈還流量が増加すると心臓の拍出量も増える

心電図
誘導法
増高単極肢誘導

単極胸部誘導

標準肢誘導(双極誘導)
アイントーベンの法則
第I誘導 右手→左手
第II誘導 右手→左足
第III誘導 左手→左足

P波
心房の収縮開始
QRS波
心室全体に興奮が広がる時間
T波
心室の収縮終了(再分極)
RR間隔
心拍数が求められる
PQ間隔
房室間伝道興奮時間

心周期
房室弁
半月弁
充満期
開
閉
・房室弁が開き心房から心室へ血液が流入
・心室内圧<心房内圧
・III音発生
心房収縮期
開
閉
・充満期で心室に入りきらなかった血液を心房の収縮で心室に送る
・心室内圧<心房内圧
・IV音発生
等容性収縮期
閉
閉
・心室の収縮が始まり心室内圧が高まる
・心房内圧<心室内圧<大動脈圧
・I音発生(房室弁の閉じる音)
駆出期
閉
開
・血液が動脈へ流れる
・大動脈圧<心室内圧
等容性弛緩期
閉
閉
・心室の弛緩
・心房内圧<心室内圧
・II音発生(半月弁が閉じる音)

血管の名前
弾性血管
大動脈
太い動脈
・壁が厚く弾性に富む
・血液を末梢に送る
抵抗血管
細動脈
・平滑筋の発達
・血圧調節、血液流入量調節
交換血管
毛細血管
・平滑筋がない
・総断面積が一番大きい
・血流速度が最も遅い
・物質交換、ガス交換
容量血管
大静脈
静脈
・血液の60-70%ぐらいが静脈に存在
・静脈弁があり逆流を防ぐ
・血圧が最も低く筋収縮を利用して心臓へ送る ⇛ 筋肉ポンプ

血圧
収縮期血圧 = 最高血圧
拡張期血圧 = 最低血圧
脈圧 = 最高血圧 - 最低血圧
平均血圧 = 最低血圧 + 脈圧 ÷ 3

血圧に関与する因子
増えると血圧上昇
・心拍出量
・血液の粘性
・血管の長さ
増えると血圧下降
・血管の直径
・血管壁の弾性

血圧測定法
触診法
・上腕にマンシェットを巻き撓骨動脈の脈拍をみる
・最高血圧しか測定できない
聴診法
・上腕にマンシェットを巻き上腕動脈に聴診器を置く
・最高血圧、最低血圧の両方が測定できる

リンパ管
・毛細血管から漏れでた血漿を回収して心臓に戻すルート
・弁がある

循環の調節
圧受容器による調節
・頚動脈洞、大動脈弓に高圧受容器 ⇚ 血圧上昇で興奮
・新防壁、肺内に低圧受容器 ⇚ 血管内容量の増加で興奮
・受容器興奮で心臓の動きを抑制
化学受容器による調節
・頚動脈(小)体、大動脈(小)体に酸素受容器
 ⇚ 酸素分圧の低下、二酸化炭素分圧の上昇で興奮
・受容器興奮で心臓の動きを促進
ホルモンによる調節
・カテコールアミン
・レニン・アンジオテンシン系
・バゾプレッシン
血圧上昇に働く(血管収縮)
・心房性ナトリウム利尿ペプチド
血圧低下に働く(血管拡張)
局所性による調節
・血圧の上昇 ⇛ 血管収縮
・血圧の下降 ⇛ 血管拡張
血流量が一定に保たれる
(ベイリス効果) ⇚ 細動脈の働き
・循環中枢:延髄に存在

局所循環
冠循環(心臓循環)
・心臓への栄養は左右の冠状動脈により行われる
脳循環
・内頚動脈(90%)、椎骨動脈(10%)により脳へ供給される
・栄養源はグルコース(ブドウ糖)
皮膚循環
・皮膚からの熱放散で体温の調節
・血管収縮 ⇛ 体熱の放散を防ぐ
・血管拡張 ⇛ 体熱の放散を促す(動静脈吻合が開く)
※動静脈吻合:毛細血管を介さない動脈と静脈の吻合
 ⇚ 普段は閉じているが高温下で開き体温調節を行う


2013年8月13日火曜日

血液2

血漿蛋白質
アルブミン
・一番量が多く膠質浸透圧の維持
・低下すると浮腫が生じる
・アミノ酸の供給源(栄養機能)
グロブリン
α-グロブリン
アルブミンと共に担体として脂質、ビリルビン、ビタミンなどの輸送
β-グロブリン
γ-グロブリン
免疫機能、免疫グロブリン
フィブリノゲン
血液凝固因子

血漿蛋白質の働き
・栄養機能
・Phの維持
・緩衝作用
・血液凝固機能
・免疫機能

c.血小板
働き
・血液凝固作用、止血作用

形状
・無核の2-3μmの円盤状
・巨核球の細胞質が断片となってできている

寿命
・3-10日程度
・脾臓で破壊

血液の凝固機序
・血液中のフィブリノゲン(線維素原)がフィブリン(繊維素)に変わることで起こる
因子
同意語
因子欠損の病気
I
フィブリノゲン
無フィブリン血症
II
プロトロンビン
低プロトロンビン血症
III
組織トロンボプラスチン

IV
カルシウムイオン(Ca2+)

V
不安定因子
類血友病
VI
欠番

VII
安定因子、
プロコンバーチン
低プロコンバーチン血症
VIII
抗血友病因子
血友病A
IX
クリスマス因子
血友病B(クリスマス病)
X
スチュアート因子
スチュアート因子欠損症
XI
PTA
PTA欠損症
XII
ハーゲマン因子
ハーゲマン素質
XIII
フィブリン安定化因子


フィブリンの形成
内因系
外因系








⇓
⇓


XII
→
XIIa




第
1
相


⇓


IX


XI
→
XIa
⇛
↓
⇚
VIIa
III





IXa

⇓






⇓




VIII
⇛
X
→
Xa
←
X






⇓
⇚
V








⇓




プロトロンビン
→
第2相
トロンビン
XIII







⇓

⇓





フィブリノゲン
→
第3相
フィブリン




















「→」は活性化
「⇛」は作用(働き)
「赤字」はCa2+が必要な活性化
第1相
・外因系と内因系によりスチュアート因子(第X因子)が活性化され第2相に進む
第2相
・Ca2+の存在下でプロトロンビンからトロンビンが生成
第3相
・トロンビンによりフィブリノゲンが不溶性のフィブリンになる

抗凝固剤
クエン酸ナトリウム
Ca2+の作用を阻害
シュウ酸ナトリウム
抗トロンビン剤
ビタミンKの作用を阻害
ヘパリン
トロンビンや第X因子の作用を阻害

線維素溶解現象
・プラスミンの作用により一度凝固した血液が再び溶解すること

血液型


凝集原(抗原)
凝集素(抗体)
A型
A型
β
B型
B型
α
AB型
AとB
なし
O型
なし
αとβ

表現型
遺伝子型
A型
AA
AO
B型
BB
BO
AB型
AB
O型
OO

血液1

血液
I.血液の働き
1.運搬機能
 「酸素、二酸化炭素、栄養分、ホルモン、ビタミン、酵素、老廃物、熱」など
2.ホメオスタシス機能
3.止血機能
4.生体防御機能

血液の成分
血漿(55%)
血清
蛋白質、脂質など
フィブリン
血漿蛋白質の一つ
血球
(ヘマトクリット値
男45% 女40%)
赤血球(無核)
1mm3中、男性で500万個、女性で450万個
ヘモグロビン 寿命は約120日
血小板(無核)
1mm3中、13万~35万 止血
白血球(有核)

1mm3中、5000~8000個
顆粒白血球
好中球(55%)、好酸球(3%)、好塩基球(0.5%)
無顆粒白血球
リンパ球(36.5%)、単球(5%)
・血球細胞は成人では骨髄の血液幹細胞から作られる
・胎児期では肝臓や脾臓でも作られる
・成人時では長管骨の造血はほぼ消失し扁平骨や短骨で行われる
・造血が盛んな骨髄は赤血球が多く赤色に見え赤色骨髄と呼ばれる
・造血作用を失った骨髄は脂肪組織のため黄色に見え黄色骨髄と呼ばれる

II.血液の細胞成分
a.赤血球
働き
・酸素の運搬
・二酸化炭素の運搬
・pHの緩衝作用

形
脱核による円盤形

赤血球の合成(新生)
ビタミンB12と葉酸が必要
ヘモグロビンの合成には鉄が必要

酸素分圧
・ヘモグロビンと酸素の結合の強さ
血液の温度低下
酸素結合度上昇

pH上昇(アルカローシス)
血液の温度上昇
酸素結合度低下
エリスロポエチンが分泌され赤血球が増加
pH低下(アシドーシス)
・エリスロポエチン
腎臓から分泌され赤血球細胞の分化、増殖を促す

二酸化炭素の運搬
・炭酸、重炭酸イオンとして運搬 (67%)
 血液中で炭酸となりH+イオンを放出すると重炭酸イオンとなる
・カルバミノ化合物として運搬 (25%)
・二酸化炭素として血漿に溶解して運搬 (8%)

溶血
赤血球膜が破壊されヘモグロビンが流出すること
寿命(約120日)が尽きた赤血球は脾臓や肝臓などで破壊される

腸肝循環
赤血球
ヘモグロビン
ヘム
鉄
ビリベルジン
グロビン


1.ビリベルジンは酸素と結合しビリルビンとなる
2.血液中のアルブミンと結合し肝臓へ運ばれる
3.肝臓から胆汁中に分泌
4.十二指腸の腸内細菌の作用でウロビリノゲンとなり排出
5.十二指腸で分泌された胆汁の一部を腸で再吸収され肝臓に戻る
6.再び胆汁中に排泄

黄疸
肝臓に戻された一部は血液中に入り尿中に排泄
肝臓と胆道の機能が正常でない場合ビリルビンを捨てることが出来ずにビリルビン濃度が異常に上昇したもの

貧血
赤血球、ヘモグロビン量の低下による酸素運搬能力の低下とそれに伴う症状
原因
1.赤血球の合成に必要な栄養不足
 鉄、ビタミンB12、葉酸
2.赤血球の合成不全(骨髄障害)
3.赤血球の喪失亢進(溶血)
 赤血球の寿命が短くなる
4.エリスロポエチンの分泌不足

b.白血球
白血球
(3500~
9000個)
顆粒球
好中球(55%)
貪食作用
好酸球(3%)
アレルギーや寄生虫感染で増多
好塩基球(0.5%)
ヒスタミン、ヘパリンなどを分泌
無顆粒球
リンパ球(36.5%)
Bリンパ球

免疫機能
Tリンパ球
ヘルパーTリンパ球
細胞傷害性Tリンパ球
単球(5%)
マクロファージ、抗原情報をリンパ球に伝達
特徴
・顆粒球の寿命は2-14日
・無顆粒球の寿命は数日-数十年
・顆粒球は成熟すると分葉球(核がくびれる)になる

Bリンパ球
・骨髄で分化
・液性免疫
・細胞表面に免疫グロブリン(IgM、IgD、IgG、IgA、IgE)を持ち抗原刺激により抗体を分泌
IgG
補体結合
IgA
外分泌液(涙など)に含まれ免疫機能を発揮
IgM
補体結合
IgE
好塩基球や肥満細胞に付着しヒスタミンが遊離しアレルギー反応が出る
IgD
Bリンパ球が形質細胞になると消失
*補体結合
抗原と抗体の結合物が血液中に存在する補体と呼ばれる糖蛋白を取り込む反応

Tリンパ球
Tリンパ球
ヘルパーTリンパ球
免疫細胞の活性化、リンフォカインの分泌
細胞傷害性Tリンパ球
標的細胞の破壊
・胸腺で分化
・その後は末梢リンパ組織(脾臓、リンパ節、パイエル板など)に移動
・細胞性免疫


2013年6月9日日曜日

血液

血液
血漿(55%)
血液中の水分
血球
(45%)
赤血球(無核)
1mm3中、男性で500万個、女性で450万個
ヘモグロビン 寿命は約120日
血小板(無核)
1mm3中、13万~35万 止血
白血球(有核)

1mm3中、5000~8000個
顆粒白血球
好中球(55%)、好酸球(3%)、好塩基球(0.5%)
無顆粒白血球
リンパ球(36.5%)、単球(5%)


血漿蛋白質
血漿
血清
アルブミン
グロブリン
フィブリン



血液の凝固機序
因子
同意語
因子欠損の病気
I
フィブリノゲン
無フィブリン血症
II
プロトロンビン
低プロトロンビン血症
III
組織トロンボプラスチン

IV
カルシウムイオン(Ca2+)

V
不安定因子
類血友病
VI
欠番

VII
安定因子、
プロコンバーチン
低プロコンバーチン血症
VIII
抗血友病因子
血友病A
IX
クリスマス因子
血友病B(クリスマス病)
X
スチュアート因子
スチュアート因子欠損症
XI
PTA
PTA欠損症
XII
ハーゲマン因子
ハーゲマン素質
XIII
フィブリン安定化因子


フィブリンの形成
内因系
外因系














⇓
⇓


XII
→
XIIa




第
1
相


⇓


IX


XI
→
XIa
⇛
↓
⇚
VIIa
III





IXa

⇓






⇓




VIII
⇛
X
→
Xa
←
X






⇓
⇚
V








⇓




プロトロンビン
II
→
第2相
トロンビン
IIa
XIII







⇓

⇓





フィブリノゲン
I
→
第3相
フィブリン
Ia




















「→」は活性化
「⇛」は作用(働き)
「赤字」はCa2+が必要な活性化