3.遠位端部骨折
特徴
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・遠位端部骨折が最も多い
・幼少児に多発
・変形、機能障害を残しやすい
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分類
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1.顆上骨折
2.内側上顆骨折
3.外側上顆骨折
4.通顆骨折
5.内顆骨折
6.外顆骨折
7.小頭骨折
8.滑車骨折
9.複合骨折
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a.上腕骨顆上骨折
特徴
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1問題が多く難しい骨折
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2.幼少児に多発
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3.肘周辺の骨折で最も多い
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発生機序
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1.伸展型骨折 (多)
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転んで手をついた ⇛ 肘関節が過伸展
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2.屈曲型骨折 (少)
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転んで肘をついた ⇛ 肘関節が過屈曲(前方凸)
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骨折線と
骨片転位
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1.伸展型骨折
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骨折線:前方から後上方
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内反転位 ⇛ 内反肘
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転位:後上方転位
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2.屈曲型骨折
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骨折線:後方から前上方
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転位:前上方転位
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症状
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1.腫脹
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肘周辺に著明
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2.疼痛
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限局性圧痛。運動内生、自発痛
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3.機能障害
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肘の運動障害
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4.異常可動性、軋轢音
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5.変形
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伸展型骨折では肘関節後方脱臼に類似
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6.肘の厚さ(前後径)と幅(横幅)の増大
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7.神経損傷
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正中神経(多)
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伸展型
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橈骨神経(多)
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尺骨神経(少)
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肘関節診断
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1.ヒューター線
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内側上顆から外側上顆の直線
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2.ヒューター三角
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肘関節屈曲時の内・外側上顆、肘頭を結ぶ三角形
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相違点
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上腕骨顆上伸展型骨折
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肘関節後方脱臼
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年齢
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幼少児に多い
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青壮年に多い
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疼痛
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限局性圧痛
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連続的脱臼痛
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腫脹
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すみやかに出現
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漸次出現
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他動運動
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異常可動性
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弾発性抵抗
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ヒューター線
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肘頭正常位
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肘頭高位(乱れる)
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上腕長
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短縮
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不変
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前腕長
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不変
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短縮
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ファットパッド
サイン
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・脂肪組織が関節包の関節内血腫で後方に押し出される(浮き上がる)
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整復前の注意
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1.骨片転位の確認
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捻転転位(内旋)に注意
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2.神経損傷の確認
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知覚を調べる 参考 URL
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3.血管損傷の確認
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・最も重要
・健側の撓骨動脈と比較
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フォルクマン拘縮に注意
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整復法
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1.伸展型骨折
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a.その1 神中一人整復法 転位小
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1.肘関節を鈍角位、前腕回内位 ⇛ 末梢牽引
2.肘頭を後方から直圧
3.同時に肘を屈曲
4.肘をやや鋭角で固定
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b.その2 転位大
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1.肘関節を鈍角位、前腕回内位 ⇛ 末梢牽引
2.回旋、屈曲、側方転位の整復
3.肘頭を後方から前下方に直圧
4.肘関節90-110度まで屈曲(前腕中間位)
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2.屈曲型骨折
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1.肘屈曲
2.遠位骨片を前上方から後下方に圧迫
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固定法
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1.伸展型骨折
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肘関節90-100度
前腕回内位(内反肘防止)
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・上腕-MP関節手前
・約4W固定
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2.屈曲型骨折
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肘関節80-90度
前腕中間位
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X線像による
評価
参考 URL
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1.BA
(Baumann's
Angle バウマン角)
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増加:外反肘
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正常10-20度
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減少:内反肘
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2.TA(Tilting
Angle 傾斜角)
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減少:伸展転位の残存
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正常45度
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3.CA(Carring
Angle 運搬角)
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増加:外反肘
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正常5-10度
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減少:内反肘
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合併症
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1.循環障害
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阻血5P(疼痛、蒼白、脈動消失、感覚異常、麻痺)
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2.神経障害
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正中神経(多)
橈骨神経(多)
尺骨神経(少)
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3.皮膚障害
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開放性骨折(肘関節屈側部 伸展型骨折)
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後療法
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1.注意点
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再転位、血管・神経損傷
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2.目的
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関節拘縮予防 ⇛ ROM(Range
Of Motion 関節可動域)改善
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3.手段、方法
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自動運動主体
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後遺症
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1.フォルクマン拘縮
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過度の緊縛固定 ⇛ 前腕屈筋の阻血
※手関節:屈曲、MP関節過伸展、PIP・DIP:屈曲
症状が出たら固定を解いて病院へ
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2.外傷性骨化性筋炎
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・早期の固定解除
・過度の運動療法
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3.屈曲障害
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4.内反肘
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・内膜の方が厚い
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b.上腕骨外顆骨折
特徴
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1肘周辺の骨折発生頻度 2位
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2.幼少児に多発
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3.捻挫と誤診しやすい
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4.偽関節を発生
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5.外反肘変形
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6.遅発性尺骨神経麻痺(20-30年後に発生)
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発生機序
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1.Pull
off型
(引っ張り型)
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1.肘伸展位で手を衝いて転倒
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2.肘内転強制
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3.前腕伸筋群に外果が引っ張られ骨折
⇛ 短・長橈側手根伸筋、尺側手根伸筋(外側上顆に付く筋)
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2.Push
off型
(ぶつかり型)
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1.前腕回内位で手を衝いて転倒
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2.橈骨頭と外顆がぶつかる
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骨片転位
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転位が大きいものは回転転位
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症状
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1.腫脹
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外顆部
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2.疼痛
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外顆部
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3.機能障害
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肘の運動障害(軽度)
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腕尺関節(蝶番):無事 (屈曲)
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橈尺関節(球):障害 (回内・外)
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4.異常可動性、軋轢音
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整復法と
固定法
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1.転位 小
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1.末梢牽引
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2.骨片を外上方から内下方へ直圧
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3.固定
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・肘直角位
・前腕中間位
・上腕-MPJ手前
・3W-4W
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2.転位 中
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1.肘伸展 + 回外位 (前腕伸筋群の弛緩)
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2.末梢牽引
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3.肘の内転 (外側関節裂隙を拡げる)
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4.骨片を内上方に圧迫
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5.固定
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・肘80度
・前腕回外位
・上腕-MPJ手前
・5W
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3.転位 大
(回転転位)
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観血療法
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後遺症
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1.偽関節
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回転転位のため
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2.外反肘
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成長とともに発生
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3.遅発性尺骨神経麻痺
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・外反肘とともに発生
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手の痺れ、握力低下、
鷲手
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・尺骨神経の退行性変性(老化)
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c.上腕骨内側上顆骨折
特徴
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1肘周辺の骨折発生頻度 3位
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2.少年期から思春期に好発
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発生機序
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1.介達外力 (多)
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肘関節に急激な外転力
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前腕屈筋群、内側靭帯に
牽引されて裂離骨折
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※肘関節の脱臼時に多発
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2.直達外力 (少)
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骨片転位
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1.前下方転位
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前腕屈筋群、円回内筋の作用
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2.骨片が肘関節包内へ迷入
(肘関節脱臼時)
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観血療法
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3.骨端線離開
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(12-15歳) ⇛ 内側上顆ができていない
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症状
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1.内側に腫脹
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2.限局性圧痛、運動痛
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3.機能障害、肘の屈伸障害
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4.異常可動性、軋轢音
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整復固定法
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1.転位のない骨折
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・整復必要なし
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・固定:良肢位
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肘直角位、前腕中間位
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2.転移のある骨折
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・整復
(筋を緩める肢位)
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・肘直角位、前腕回内位
・骨片を直圧
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・固定
(筋を緩める肢位)
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・肘直角位、前腕回内位、手関節掌屈
・約6W-7W
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後療法
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温熱、手技、運動
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後遺症
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・肘関節伸展障害
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拘縮、痛み
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・前腕回内制限
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痛み
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・尺骨神経麻痺
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鷲手
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