2013年6月22日土曜日

内寛骨筋、外寛骨筋

下肢の筋

下肢帯の筋


内寛骨筋



起始
停止
支配神経
作用
腸腰筋

腸骨筋
腸骨窩
小転子
大腿神経
腰神経叢
股関節の屈曲
下肢固定時は上半身前屈

大腰筋
腰椎の椎体、肋骨突起


筋裂孔
鼠径靭帯と寛骨の間にできる間隙
腸腰筋と大腿神経が通る
血管裂孔
・筋裂孔の内側部
大腿動・静脈が通る
・更に内側にリンパ節、リンパ管が通る大腿輪がある
・血管裂孔の3管を大腿管(大腿ヘルニア発生部位)という
大腿ヘルニアは経産婦に多い
鼡径管
・鼠径靭帯にそって下に向かう側腹筋の管
鼡径ヘルニア好発部位(男児に多い)







外寛骨筋

殿筋群ともいう
起始
停止
支配神経
作用
大殿筋
腸骨後面
仙骨、尾骨の後面
仙結節靭帯
大腿骨殿筋粗面
腸脛靭帯
下殿神経
股関節伸展
腸脛靭帯の緊張により膝関節の伸展(直立姿勢)
中殿筋
腸骨外側面
大転子
上殿神経
股関節外転
小殿筋
腸骨外側面
(中殿筋に覆われる)
大腿筋膜張筋
上前腸骨棘
腸脛靭帯→脛骨上端
股関節屈曲、外転
膝関節伸展
梨状筋
仙骨前面
大転子
仙骨神経叢
股関節外旋
内閉鎖筋
閉鎖膜の内面
転子窩
上双子筋
坐骨棘
下双子筋
坐骨結節
大腿方形筋
坐骨結節
転子間稜

大腿筋:
 股関節伸展の主力筋
中殿筋、小殿筋:
 歩行時、姿勢保持に特に重要(遊脚側の骨盤を挙上させ足を前に出す)
梨状筋:
 大坐骨孔(仙棘靭帯と仙結節靭帯で作る孔の上部の方)を通る
 大坐骨孔は梨状筋によって梨状筋上孔と梨状筋下孔に分けられる
  梨状筋上孔:上殿動・静脈、上殿神経
  梨状筋下孔:坐骨神経、下殿動・静脈、下殿神経、内陰部動・静脈、陰部神経が通る
大腿方形筋:
 外旋6筋上記5筋(梨状筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋)+外閉鎖筋



2 件のコメント:

  1. 表の中の筋列孔の所、大腿動脈とあるが、間違いではないでしょうか?

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  2. 直しました
    ご指摘ありがとうございました

    中途半端になってるのでいつか完成させたいものです…

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