併発症:骨折と同時に起きる症状
関節損傷
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関節構成組織の靭帯、関節軟骨、関節包、関節唇、滑液包などの損傷を合併すること
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脱臼骨折
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脱臼を伴う
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関節内骨折
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損傷部に関節面が含まれる
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小児の成長障害
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(橈骨手根関節の場合)一方の骨端軟骨の損傷 ⇛ 成長が止まる
⇛ もう一方だけが成長 ⇛ 差が生じる
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成人の変形性関節症
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老化現象や使いすぎで関節表面がすり減り痛みや運動障害を起こす
・一次性変形関節症
老化現象のような原因なしに中年以降に発生するもの
・二次性変形関節症
青年期も発症し骨折、脱臼などが治り切らない内に力が加わり発生
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予後が悪い
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正確な整復、適切な固定
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筋、腱など軟部組織の損傷
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骨折時に筋、腱、皮膚の損傷を合併していることが多い
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筋、腱の損傷
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安静や固定などの治療で後に問題を残すことは少ない
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皮膚の損傷
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骨折端による損傷があると開放骨折となり細菌感染のおそれがあり大きな問題を残す可能性が高い
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クラッシュシンドローム
(挫滅症候群)
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体の一部が長時間圧迫されその解放後に起こる症候
筋損傷 ⇛ 一部壊死 ⇛ 筋組織からカリウム、ミオグロビンなどが漏出 ⇛高カリウムでの急性心不全、ミオグロビンでの急性腎不全
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内臓損傷
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鎖骨骨折
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肺損傷
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肋骨骨折
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肺、肝臓、脾臓、腎臓損傷
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骨盤骨折
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尿道、膀胱、直腸壁損傷
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脳脊髄損傷
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頭蓋骨骨折
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脳損傷
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脊椎損傷
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脊髄損傷
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血管損傷
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受傷時の外力や骨折端の転位で血管の圧迫、挫滅、断裂などの損傷
⇛四肢末梢部の循環障害、骨片の阻血性壊死
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末梢神経損傷
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受傷時の外力や骨折端の転位によって圧迫、捻挫、断裂
などの損傷が発生
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上肢の損傷
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橈骨神経、尺骨神経、正中神経
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下腿骨の損傷
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腓骨神経
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続発症:治療中に起きる症状
外傷性皮下気腫
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空気が肺から皮下組織内に侵入したもの
肋骨骨折時に肺が損傷し胸壁の皮下に気腫が生じる
特徴:びまん性、扁平で柔らかく握雪音(捻髪音)を認める
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脂肪塞栓症候群
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・血管中の脂肪が脂肪滴となり或いは骨損傷部から流出した骨髄脂肪の小滴が血管内に入り込むもの
・大腿骨、骨盤骨損傷或いは多発骨折時に見られる
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症状
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受傷後1~3日間に起こり、発熱、頻脈が見られる
塞栓した場所で症状が違う
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皮膚
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点状出血版(前胸部、結膜)
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肺塞栓
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頻呼吸、呼吸困難、チアノーゼ
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脳塞栓
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頭痛、不安感、意識障害、嘔吐、痙攣
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心塞栓
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心悸亢進、血圧降下
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仮骨の軟化及び再骨折
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感染症、壊血病などの全身性疾患、蜂窩織炎、丹毒などの局所的疾患で化骨が特発的に軟化吸収され再び異常可動性が出現
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遷延治癒
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骨折治癒に予測される期間を過ぎても骨癒合が見られないもの
※骨癒合は停止していない ⇛ 偽関節ではない
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グルトの骨癒合日数
下記参照
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コンパートメント症候群
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骨損傷、筋損傷、血管損傷などにより区画内の組織内圧が上昇し循環不全が生じ機能障害をもたらすもの
前腕の屈側部、下腿部に多く見られる
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症状
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阻血症状(疼痛、感覚異常、蒼白、脈拍微弱)
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対処法
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区画内の減圧、循環の改善を図り筋、神経組織の壊死を防ぐ
進行が急激であれば観血療法(筋膜切開)が必要
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長期臥床による続発症
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年齢、既往歴との関係が強いが一般的には沈下性肺炎、褥瘡、深部静脈血栓症、筋萎縮、尿路感染症、認知症などがある
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グルトの骨癒合日数
中手骨
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2週間
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上腕骨骨幹部
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6週間
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肋骨
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3週間
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脛骨
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7週間
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鎖骨
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4週間
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下腿両骨
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8週間
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前腕骨(橈骨、尺骨)
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5週間
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大腿骨骨幹部
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8週間
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腓骨
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5週間
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大腿骨頚部
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12週間
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後遺症:治療後も続く
過剰仮骨形成
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症状
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・過剰に化骨が形成され、その吸収が少ないか全く吸収されない場合
・関節付近の骨折は過剰仮骨形成の傾向が強い
⇛ 関節運動障害、神経障害(神経圧迫)、循環障害(血管圧迫)
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原因
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粉砕骨折
大血腫の存在
骨膜の広範な剥離
早期かつ過剰に行われた後療法
⇛ 全て大血腫の発生要因
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偽関節
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症状
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骨折部の骨癒合機序が完全に停止したもの
骨折端の髄腔が閉鎖
骨癒合遷延から偽関節に移行する場合が多い
6ヶ月以上経過し異常可動性が明瞭な場合は偽関節と見なされる
偽関節 ⇛ オペ
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原因
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局所的原因
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局所に働く外力(屈曲力、剪断力...)⇛固定不足
血行不良(栄養が行かない)
粉砕骨折による骨の欠損(小骨片が吸収されてしまう)
骨折端間に軟部組織
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全身的原因
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内分泌異常(糖尿病)
栄養障害
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治療的原因
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整復不良
固定不良
固定期間が短い
牽引療法の過度の牽引力
不適切な後療法
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変形治癒
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症状
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骨折端が転位を残したまま骨癒合した状態
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原因
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不正確な整復
不適当な固定
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骨萎縮
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症状
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骨の添加作用が止まる
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原因
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荷重の不足
交感神経障害(心因性因子)
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※ズデック骨萎縮
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特徴
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有痛性骨萎縮
骨損傷や四肢外傷後に起こりやすい
コーレス骨折後、踵骨骨折後によく見られる
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症状
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運動機能障害、疼痛、腫脹、関節拘縮
X線では骨の希薄化
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阻血性骨壊死
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原因
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骨折で供給血管の損傷が起こり骨片への血行が遮断
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好発部位
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大腿骨頚部内側骨折、手の舟状骨骨折、距骨骨折など
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関節運動障害
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原因
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長期の固定、関節内骨折、関節付近の骨損傷、過剰化骨、変形治癒など
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関節強直
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・関節の構成体の骨軟骨に原因があって
構成骨や関節面が癒着し関節可動域が制限されるもの
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関節拘縮
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・関節の構成体以外の関節包、靭帯、筋などの軟部組織が
萎縮、収縮し関節面の癒着はないが関節可動域が制限されるもの
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外傷性骨化性筋炎
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筋組織の骨化現象
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症状
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腫脹、疼痛、熱感、運動制限
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特徴
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・筋挫傷の後に起こりやすい
発生の病因はまだ不明だが血腫が引かない段階での
・無理な運動復帰が大きな要因
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治療
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保存療法
手術の場合は6-12ヶ月の経過観察が必要
⇛ 手術後に骨化が進む可能性も考慮するため
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フォルクマン拘縮
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外傷のために生じた前腕筋の阻血性循環障害
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特徴
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小児の上腕骨顆上骨折に最も多い
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症状
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・受傷後24時間以内に始まる
・疼痛、蒼白、脈動消失、感覚以上、麻痺
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原因
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骨片転位の未整復、過度の腫脹、包帯の過度の緊縛などによる
前腕屈筋群の血行障害
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補足
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・筋が線維化し短縮した不可逆性変化が起こると重度の後遺症を残し、
様々な処置を行なっても再び正常な機能を得ることは困難
・一夜にして現れ一生治らないため徴候出現の際は固定をゆるめ
専門医に託す
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