細胞
1定義
細胞とは人体の基本的単位(最小単位は原子)
細胞 ⇛ 組織(内臓) ⇛ 器官(消化器系、呼吸器系)
2細胞膜
構成物質
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リン脂質、蛋白質、少量のコレステロール
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特徴
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脂質二重層
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リン脂質が二重になっており親水部を外側、疎水部が内側となる
蛋白質が埋まっておりイオンチャンネル、ポンプ、レセプター、酵素の役割がある
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半透膜
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大きい物質は通れず小さい物質のみ通す
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選択的透過性
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大きさ的に通れなくても蛋白質の力を借りて出し入れが可能となる
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3ミトコンドリア
特徴
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内外二重の膜で出来、内膜がヒダ(クリステ)を形成
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機能
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ATP(アデノシン三リン酸)の合成
※仕事量が多い筋肉や肝臓には大量に存在
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4小胞体とリボソーム
リボソーム
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核内の核小体で生成される
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蛋白質の合成
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粗面小胞体
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表面にリボソームが付いたもの
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蛋白質の合成
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滑面小胞体
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表面にリボソームが付いていないもの
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副腎、精巣
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ステロイドホルモン生成
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肝臓
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有害物質(アルコール、薬)の解毒
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筋
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カルシウムイオンの貯蔵
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5ゴルジ装置
特徴
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平たい膜が何層にも重ねられた形
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機能
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リボソームで合成された蛋白質の濃縮
蛋白質に糖鎖をつける
リソソーム生成
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6リソソーム(ライソソーム)
特徴
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ゴルジ装置で生成される
様々な物質を消化する酵素を持つ
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機能
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細胞内に取り込んだ異物、不要な細胞内小器官を分解
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7ペルオキシソーム
特徴
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過酸化水素を合成する酵素を含む小胞
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機能
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様々な物質の酸化(脂肪の代謝)
有害な物質の無毒化
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8中心小体
特徴
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細胞分裂時、非分裂時で役割が違う
核の近くにある2つの短い円柱
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機能
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分裂時
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細胞の両極へ移動し染色体の移動を助ける
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非分裂時
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微小管(微細管)の形成に関与
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9細胞骨格
特徴
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繊維上の小器官で3種類に分類される
細胞の形に関与
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機能
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マイクロフィラメント
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最も細い細胞骨格
細胞の形を保つ
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中間径フィラメント
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弾力があり細胞を壊されないように保持
細胞内小器官を細胞内の決まった位置に保持
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微小管
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最も太い細胞骨格
ミトコンドリアの移動や分裂時の染色体の移動に関与
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10核
特徴
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核膜孔という穴がある核膜に包まれ内部には核小体、染色質(クロマチン)が存在
染色質は分裂時に染色体となる
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核膜孔
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細胞の中と外の移動の際の通路
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核小体
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リボソーム合成
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染色質
(クロマチン)
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蛋白質(ヒストン)にDNA(デオキシリボ核酸)が巻き付いている
DNAに遺伝情報が組み込まれている
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1)DNAの構造
3つの成分(リン酸、糖(デオキシリボース)、塩基)からなる二重らせん構造
リン酸
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糖(デオキシリボース)
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塩基
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G:グアニン
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グアニンとシトシンが結合
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C:シトシン
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A:アデニン
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アデニンとチミンが結合
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T:チミン
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2)RNAと蛋白質合成
特徴
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核内にあるDNAの一部分をコピーしたもう一つの核酸
三種類のRNAがある
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RNA
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mRNA(メッセンジャーRNA)
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tRNA(転位RNA)
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rRNA(リボソームRNA)
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3)DNAとRNAの違い
DNA
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RNA
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二本鎖
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一本鎖
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デオキシリボース
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リボース
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T:チミン
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U:ウラシル
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4)タンパク質合成の流れ
①mRNAがDNAの一部をコピー(転写)
②mRNAは核外に出てリボソームに入る
③tRNAがmRNAの情報を元にアミノ酸の結合(翻訳)
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